①技能人材の最低賃金分類参考指針
ここにいう「技能人材」というのは、製造やサービスの現場で働く方々のうち、一定の専門知識や技術的スキルを身につけて、現場で実際にオペレーションを行う(进行实际操作的)方々を指します。
基礎、重要、基幹(关键)、核心と4段階に分けて、それぞれ法定の最低賃金の105%、120%、150%、200%を目安とすることが示されています。
個々の企業のみならず地域や業界での賃金に関する団体交渉時に参照すべきとされている基準でもあります。分かりやすいイメージ図表のようなものも添付されています。
②民間投資の促進
国務院から、民間投資のより一層の促進に関する意見が出ています。
鉄道、発電、送配電、石油・ガスのパイプライン、水供給など、公共性の高い分野について民間資本が10%以上投資することを認めるなどの内容です。
内容は多岐にわたっていますが、例えば、入札制度に関しては、業界団体への加入や民間企業にのみ一定の実績・資質等を求めるなど不合理な要求を撤廃することが挙げられています。また、中小企業からの政府調達の比率を高めるとのことで、400万元を超える工事プロジェクトでは予算の40%以上を中小企業向けとし、また契約時の前払金比率を30%以上とする方針も示されています。
③新車なのに中古車・改造車として輸出
商務部など4部門から、中古の自動車の輸出管理に関する新しい通知が出ていました。
中国では、新車なのに中古車や改造車として自動車を他国に輸出するという不正行為があるようで、それを防止するために、輸出申請のときにアフターサービスや改造に関する証明書の提出を求めるという内容になっています。
新車なのに中古車扱いにする理由や背景はよくは存じ上げないのですが、改造車については富裕層向けのカスタマイズ車というのもあるようですから、いろいろな輸出形態があるのかなと想像しています。
新車なのに中古車扱いにする理由や背景はよくは存じ上げないのですが、改造車については富裕層向けのカスタマイズ車というのもあるようですから、いろいろな輸出形態があるのかなと想像しています。
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