①政府業務報告
今年も「両会」の季節になりました。例年どおり、国務院から政府業務報告が行われています。下記URLはその摘要の掲載ページです。
不動産市場についての言及はやはりあちこちに見られ、「内巻式」競争に対する対応など、経済についての言及がかなりの部分を占めている印象です。
これに対して、外交については、覇権主義・強権政治に反対、秩序ある世界多極化、といった言葉がありますが、具体的なことは特に書かれていないようです。台湾について言及している部分も、昨年は122文字の記載であったところが今年は134文字に少し増えました。どこが変わったのか、用語の微妙な変化で読み取る必要があるようです。
②商業秘密保護規定
少し前ですが、日本にいう「営業秘密」の保護に関する国家市場監督管理総局の規定が出ていました。
《商業秘密侵害行為の禁止に関する若干の規定》という1998年の規定を改正したものです。「失敗した実験データ」も対象に含まれるなど、より保護範囲を広くする明文化がなされています。
興味深いのは第9条で、保護される「商業秘密」としての秘密管理性を満たすための措置が列挙されています。実務では、意外に会社の中で行われている管理が立証しづらいことがありますので、「アクセスログ管理」など記録しやすい方法が挙げられていることはありがたいです。
罰則も、最高で500万元の罰金ということで、改正前の20万元と比べると格段に重くなっています。
③太陽光発電ユニットのリサイクル
工業情報化部など6部門から共同で、太陽光パネルの総合利用に関する指導意見が出ています。
ガラス、シリコン、フレームなどの再利用を進めること、そのために解体しやすい設計を推奨すること、使用済みの太陽光パネルの分解・洗浄などのプロセスの精度を高めることなどが挙げられています。
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