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2020年12月18日金曜日

12月第3週:①「投資中国」プラットフォーム、②賃金不払の通報窓口、③広告宣伝費の経費算入比率、④輸出向けOEM生産と商標

今週のキーワード:
一部行政法規の改廃、飲料紙ベース複合包装、ネット企業の反独占処罰、動産と権利担保の統一登記


中国への投資を考える方々のためのネット上のプラットフォームが開設されたそうです。
まだコロナ禍の只中にあり、また米中摩擦も予断を許さない中ですが、
中国への投資を考えるときには様々な情報が展示されているようですので、
ご参考になるのではないかと思います。
昔は各開発区の誘致担当がジェトロや日本の商工会議所などを訪ねて
それぞれ我が開発区をアピールする説明会などを盛んになさっていましたが、
今は何でもプラットフォーム化が進んでいます。

出稼ぎ従業員(農民工)の賃金不払の問題根絶のために、
通報を無制限に受け入れる窓口ができたそうです。
時間や場所の制限を受けずに情報提供を受け入れて、
それを各地の人社局に転送して調べさせる仕組みとのこと。

化粧品、医薬品、飲料の業界では、
広告宣伝費が売上の30%まで損金として認められるのですね。
恥ずかしながら初めて知りました。

知財関係のニュースでは、
「商標を先占されて。カツラ輸出企業は悩ましい」という記事、
面白いので少し書いておきます。
米国ブランドのカツラをOEM生産して輸出していたのですが、
中国国内でその商標を第三者に取られてしまい、
輸出行為に対して許諾を受けなければならなくなったという話です。
中国拠点で何かOEM生産などなさっている場合や、
逆に日本から中国の他社工場にOEMで発注をする場合には、
当該ブランドの商標を中国でも取っておく方が良いということですね。

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