①《反スパイ法》改正
中国で邦人がスパイ容疑で身柄拘束される事例が少し前に話題になりましたが、これに関する《反スパイ法》という2014年にできた法律が改正されました。これに先立って2021年4月に《反スパイ安全・防止業務規定》という国家安全部の規定があり、反スパイの教育・研修などを実施して安全・防止意識と対応能力の向上が求められ、重点単位リストによる管理なども定められていました。
今回の改正法では、従来からあった国外追放の規定のほかに、国外送還に関する規定が追加されるなどの変更があります。
詳しくは別の機会にご紹介予定です。
②対外貿易促進
対外貿易促進に関する新たな政策意見が公表されています。http://www.gov.cn/zhengce/content/2023-04/25/content_5753130.htm
展覧会の強化や自動車輸出の支援、先進技術設備の輸入奨励などが挙げられています。
③中国への渡航前の検査緩和
日本から中国に渡航する際の手続がさらに緩和されるそうです。
従来はPCR検査が必要でしたが、4月29日から、自前の抗原検査キットでの検査でOKとなります。
(日本語ではよく読み取れませんが、中国語原文を見ると「自行使用抗原试剂盒」と書いてあります。)
税関アプリでの健康表明カードの記入は引き続き必要となっています。
また、残念ながら、ノービザ入国の復活はまだですので、引き続き、ビザの手配はお早めにお願いします。
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