中国法、特に中国ビジネス法務を主に扱う弁護士 金藤力(かねふじ ちから)のブログです。 【分かって安心、知って納得!】 最新情報をときどきチェックしてみてください。 「中国の制度・ルールが分からない」「中国企業とのコミュニケーションに不安」「中国事業、中国子会社の管理をどうすればよいか」など、疑問やお困りごとの解消、解決をお手伝いいたします。 【注意事項】このブログに記載の記事の多くは、中国法(但し香港・マカオ・台湾を除く)関連の法令やニュースに関するものです。また、各投稿中において、意見にわたる部分は私見であって、所属会社・団体の見解を表しているものではありません。
注目の投稿
2月14日の中国会社法改正セミナー:セミナー資料の目次(予定)
中国の会社法改正について、2月14日にオンラインセミナーでお話させていただく予定になっていますので、そのセミナー資料の目次をご紹介します。 下記は現時点で手元に用意してある資料案によるものですが、当日は時間の関係で全部はお話できない可能性がありますので、その点はどうぞご容赦くださ...
2023年4月17日月曜日
4月第2週:①公衆マスク着用指南(2023年4月版)、②セクハラ防止制度(参考文書)、③工業製品の生産・販売の品質安全
2023年4月11日火曜日
4月第1週:①全国各地区の最低賃金基準、②輸入危険化学品の管理強化、③台湾関連
①全国各地区の最低賃金基準
例によって、この最低賃金の金額に社会保険の個人納付分を含むか含まないかは、各地方により異なっていますので、ご留意ください。
②輸入危険化学品の管理強化
③台湾関連
2023年4月4日火曜日
3月第5週:①知的財産法廷の年度報告と典型事例、②失業保険・労災保険料率の引き下げ継続、③贈賄犯罪の典型事例
①知的財産法廷の年度報告と典型事例
②失業保険・労災保険料率の引き下げ継続
③贈賄犯罪の典型事例
④余談
4月から大阪・上海間の航空便が大幅に増えたそうで、航空券の価格も随分と下がっていました。1ヶ月前に見たときはまだまだ非常に高かったのですが、今はコロナ禍の前よりもお求めやすくなっているものもあるようです。
2023年3月27日月曜日
3月第4週:①《反独占法》関連の細則規定4件、②広告絶対化用語取締指針、③行政許可事項リスト
①《反独占法》関連の細則規定4件
②広告絶対化用語取締指針
③行政許可事項リスト
2023年3月21日火曜日
3月第3週:①「立法法」改正、②電信分野の通報処理規定、③「3・15晩会」
①「立法法」改正
②電信分野の通報処理規定
https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2023/art_9026e3292d20444589cfeffcced25973.html
違法行為発生地の通信監理局が処理を担当すること、通報から60日のうちに分類処理すべきことなどが規定されています。
③「3・15晩会」
2023年3月13日月曜日
3月第2週:①国務院機構改革方案、②最高人民法院の業務報告、③個人情報出境標準契約弁法
①国務院機構改革方案
http://www.gov.cn/xinwen/2023-03/11/content_5745977.htm
②最高人民法院の業務報告
③個人情報出境標準契約弁法
2023年3月10日金曜日
個人情報出国標準契約
2023年3月6日月曜日
3月第1週:①政府業務報告、②ネットアプリのサービス能力向上、③刑事事件における弁護士の業務執行、④安全生産重大リスク検査
①政府業務報告
②ネットアプリのサービス能力向上
③刑事事件における弁護士の業務執行
刑事事件での律師(中国弁護士)の活動に関する10ヶ条の意見が出ています。https://www.spp.gov.cn/spp/xwfbh/wsfbt/202303/t20230302_605005.shtml#2
被疑者との面会が阻害された場合の対応などについて、律師協会も関与して弁護士の業務執行上の権利が確保されるべきことなどが規定されています。
④安全生産重大リスク検査
2023年2月28日火曜日
2月第4週:①中国企業の国外上場の届出制、②財務不正・粉飾決算などに関する取締強化、③物流に関する統計
①中国企業の国外上場の届出制
日本でも報道されていましたが、中国企業の国外での上場に関する届出制が導入されました。http://www.csrc.gov.cn/csrc/c100028/c7124479/content.shtml
従来は国外上場は許可制だったのですが、実際には、中国企業の株式そのものを上場させるのではなく、その国外の支配企業の株式の預託証券を上場させるなどのスキームが取られていました。
②財務不正・粉飾決算などに関する取締強化
③物流に関する統計
2023年2月19日日曜日
2月第3週:①部門を跨いだ総合監督体制、②2022年ブロックチェーン活用事例リスト
①部門を跨いだ総合監督体制
②2022年ブロックチェーン活用事例リスト
ブロックチェーン技術を実際に事業等に活用している事例のリスト、2022年版です。https://www.miit.gov.cn/zwgk/zcwj/wjfb/tz/art/2023/art_61ebb423b7f64bb0bfdd15a4a1b77b9f.html
著作権登録や取引のできるプラットフォーム、食品・薬品のトレーサビリティに関するプロジェクトなどのほか、納税申告や国有資産監督管理などの政務サービスについてもブロックチェーンを活用している例があるようです。
2023年2月13日月曜日
2月第2週:①入札保証金負担の軽減、②養老サービスの標準化、③香港・マカオの人材移動
①入札保証金負担の軽減
http://www.gov.cn/zhengce/zhengceku/2023-02/06/content_5740317.htm
②養老サービスの標準化
養老サービスのサービス品質や研修規範などの各種標準を整備して人員の素養とスキルを高めることなどが述べられています。
③香港・マカオの人材移動
2023年2月6日月曜日
2月第1週:①老舗屋号(老字号)の管理、②公共車両の電動化、③本土と香港・マカオとの往来の全面回復
①老舗屋号(老字号)の管理
老舗屋号(老字号)の管理に関する新しい弁法が商務部等5部門から出ています。http://www.gov.cn/zhengce/zhengceku/2023-02/01/content_5739600.htm
ブランド創立から50年以上、事業継続30年以上などの条件を満たした企業が登録され、老舗屋号としての表示を付すことなどが認められています。
②公共車両の電動化
③本土と香港・マカオとの往来の全面回復
2023年1月29日日曜日
2023年1月21日土曜日
1月第2週、第3週:①国家標準の外国語版計画、②工業情報化分野データ安全管理弁法(試行)(12月分)、③外商投資R&Dセンターの奨励
①国家標準の外国語版計画
国家標準化管理委員会から、各種の国家基準の外国語版計画が公表されています。②工業情報化分野データ安全管理弁法(試行)(12月分)
③外商投資R&Dセンターの奨励
2023年1月10日火曜日
1月第1週:①対外貿易経営者届出の廃止、②入国する外国人に関する措置、③小規模納税人の減免税に関する公告
①対外貿易経営者届出の廃止
②入国する外国人に関する措置
③小規模納税人の減免税に関する公告
2023年1月4日水曜日
12月後半分:①第35&36号指導性案例、②雇用安定に関する最高人民法院の意見、③データをめぐる制度の整備
①第35&36号指導性案例
②雇用安定に関する最高人民法院の意見
同じく最高人民法院から、雇用安定に関する意見も発布されています。https://www.court.gov.cn/fabu-xiangqing-384301.html
労働紛争案件の審理において、賃金や労働時間の調整、会社都合での交代休業や職場研修などの雇用安定措置を積極的にリードする方針が示されています。
③データをめぐる制度の整備
2022年12月27日火曜日
ようやく往来再開元年となりそうです。
中国の新型コロナウイルス対応、このところ変化が早いですが、来年はようやく、往来が正常化できそうです。
来年は良い一年になりますように。
http://nhc.gov.cn/xcs/zhengcwj/202212/e97e4c449d7a475794624b8ea12123c6.shtml
http://nhc.gov.cn/xcs/zhengcwj/202212/6630916374874368b9fea6c2253289e1.shtml
2022年12月19日月曜日
11月第2週:①重大・特大事件のファイリング、②生産安全刑事事件に関する司法解釈、③ディープフェイク(深度合成)
①重大・特大事件のファイリング
②生産安全刑事事件に関する司法解釈
③ディープフェイク(深度合成)
2022年12月13日火曜日
12月第1週: ①「銀行」という表示の使用、②AI(人工知能)の司法における活用(英語併記)、③新型コロナウイルス対応に関する一連の規制緩和
①「銀行」という表示の使用
②AI(人工知能)の司法における活用(英語併記)
③新型コロナウイルス対応に関する一連の規制緩和
2022年12月5日月曜日
11月第5週:①個人情報保護認証マーク、②知的財産権運営プラットフォーム、③高齢者施設の非法集資の防止
①個人情報保護認証マーク
②知的財産権運営プラットフォーム
③高齢者施設の非法集資の防止
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中国の会社法改正について、2月14日にオンラインセミナーでお話させていただく予定になっていますので、そのセミナー資料の目次をご紹介します。 下記は現時点で手元に用意してある資料案によるものですが、当日は時間の関係で全部はお話できない可能性がありますので、その点はどうぞご容赦くださ...
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ニュース・報道を見るとき、私自身もよく用語で混乱してしまうので、この機会に書き留めておきます。 日本の「刑事訴訟法」では、ある個人について犯罪の嫌疑があって身柄拘束を要する場合、通常まずは逮捕状により警察機関により「逮捕」され(第199条以下)、その後、72時間のうちに検察官によ...
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NICT(情報通信研究機構)から提供されている「みんなの自動翻訳@TexTra®」という自動翻訳サービスがあり、個人的にときどき使ってみています。 この「みんなの自動翻訳」の関連アプリで、 「PCのデスクトップにショートカットを置いておいて、 翻訳したいファイルをそこにドラッグ...