注目の投稿

中国で提出する書類の記入・署名: なぜ「ボールペン不可」「万年筆で記入」なのか?

中国に関係するビザ申請の関係書類や、中国で会社登記機関(市場監督管理局)や裁判所(人民法院)などの公的機関に提出する書類を記入したり署名したりするときに、「ボールペンで記入しないでください」「万年筆で記入してください」と言われたことはないでしょうか。

2024年7月1日月曜日

6月第4週:①突発事件対応法の改正、②会計法の改正、③希土管理条例

※本日は改正会社法の施行日です。改正法施行前後の新法・旧法どちらを適用するのかの問題についての司法解釈や、資本金払込期限に関する規定が出ています。これらは来週ご紹介しようと思います。


①突発事件対応法の改正

全人代常務委員会により突発事件対応法が改正されました。
突発事件についての対応・指揮体制の規定や応急指揮機構の設置、救援物資の備蓄、重要商品・サービス市場の状況のモニタリングなどに関する規定が拡充されたそうです。

②会計法の改正

同じく全人代常務委員会から、会計法の改正も公布されました。
今回の改正の主な内容の一つは罰則の強化ということで、粉飾決算や証憑の捏造、帳簿の偽造・変造などの行為についての処罰が重くなっています。

③希土管理条例

ネオジムなどのレアアースについて新たな国務院の行政法規が公布されました。
違法に採掘されたレアアースを購入・加工・販売そして輸出してはならないこと、レアアースの採掘や精錬、レアアース製品(レアアースの化合物や合金など)の輸出を行う企業は、レアアース製品のフローの記録制度を設けてトレーサビリティを確保すること、レアアース製品及びその関係技術・プロセス・設備の輸出入は輸出管制法などを遵守すべきことなどが規定されています。



0 件のコメント:

コメントを投稿