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公益通報者の匿名性: 「通報者探し」(通報者の探索)をしてはいけないことの根拠条文(日本)

最近何かと話題の公益通報について。 業務上、社内の不正などに関する内部告発について取り扱う機会が多いので(特に中国は匿名での内部通報は多いです。)、少し書き留めておきます。 匿名での通報があったときに、なぜ「通報者探し」(※)をしてはいけないのか?という点について、法令上の根拠条...

2024年11月12日火曜日

【体験】小紅書(RED)アプリのアカウント: 実名表示や内容審査

最近、中国版インスタグラムと言われている「小紅書」というアプリにアカウントを作って、日本に関するご紹介の記事を書いてみています。
「CAST 日本」でユーザーを検索してみていただくと、「CAST - 带你了解日本というユーザーが出てきますので、もしこのアプリをお持ちの方は、是非! ハートの「赞」(いいね)又は「关注」(フォローする)をお願いいたします。
 ※ 記事は中国の方々向けに書いているもので、中国語ばかりですが、ご容赦ください。

以前に下記の記事で少しご紹介しましたが、中国のアプリやWebサイトでは、「なりすまし」を防止するために、本人の名前や職業、所属先などを
ユーザー名や自己紹介で記載しようとすると、証明書を運営者に提出して確認してもらわないといけません。

過去の記事:《インターネットユーザーアカウント名称情報管理規定》
https://chineselawtopics.blogspot.com/2021/11/blog-post.html


ですので、最近よく報道されている「なりすまし」は防止されているのですが、一方で、外国人や外国企業の場合、プロフィールを書くのも一苦労になります。
また、フォロワー数が多いインフルエンサーになると、本人確認のうえで実名を表示することが義務付けられているそうです。

このほか、記事を書いてアップロードすると、直ちにアップされるのではなくて、いったん「審査中」という表示になり、しばらくした後に公開されるという仕組みになっています。
これは、内容面についてもプラットフォーム側で審査することが求められているからと思われますが(下記の記事)、とても人力でできることとは思えませんので、おそらくAIなど活用されるのだろうかと興味深く思いながら見ています。

過去の記事:2023年7月17日
②「自媒体」(SNS、ブログなど)の管理強化

日本と中国、さまざまな制度や習慣をいつも比較して見ていて、どちらも一長一短があると感じます。

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